SEを辞めたいと思った時に考えるべきことと取るべき行動

 「SEを辞めたい」・・・そう考える人は意外と少なくないです。 かくいう自分もSEを辞めたいと思い転職した一人です。

元々何かを作るのが好きだったはずで、最初はちょっとしたプログラムが動いただけでも感動しました。 入社してからも新人チームで作ったシステムが完成したときの達成感や喜びを感じ、自分はこのままエンジニアとして働くのだなぁと思っていました。

ですが度重なる激務やサービス残業により体を壊してしまいました。   このページでは自分が新卒で入った会社を1年未満で辞めて転職した経験やまわりのエンジニアの退職経験を踏まえ、「SEを辞めたい」と考えているあなたへ、考えるべきこととどうしたらよいのかをお話したいと思います。  

SEを辞めたい理由とおすすめの対策

SEを辞めたくなる理由は様々です。 ここではシステムエンジニアが仕事を辞める理由と辞めたくなったと感じるときの対策についてお話します。

ちなみに自分は激務と言うのと今後もスキルが身に付かなさそう(35歳定年エンジニアになりそう)というのが理由でした。(まあもっと言うと考えている矢先に身体を壊して辞める形になりました。)  

仕事がキツイ場合

IT業界を経験したことない人からすると、「一日中エアコンの効いたオフィスで座りながら仕事できるなんて天国だね」みたいに言われますが、それは環境によります。

とくに辞めたいなんて考えている人の職場なんてキツイ以外の何物もないことがほとんどです。   複雑で一度分からなくなると解決策が見つかりにくい業務なのに、クライアントからの無理難題と予算不足からくる人員不足によるデスマーチのコンボ、は強烈です。

それ以外にも24時間稼働させなければならないシステムやサーバーなどを保守する案件の場合、夜勤シフトというのもあります。 自分は夜勤シフトに入ってしましたが、夕方から入って終わるのは翌日の昼ということもザラでした。

案件説明時には仮眠などの休憩があると聞いていましたが実際に現場に入ると「下請けは寝るな」と言われ、そのまま働き詰めでした。   こういう案件がキツイときはすぐに自社の上長に「案件を変えてほしい旨」を伝えましょう。

それが駄目な場合は即病院に行き、診断書を書いてもらいましょう。 あまりオススメできる手ではないですが、心療内科に行って「精神的に辛い」「ストレスで不眠だ」と言えばある程度の診断を書いてもらえます。   診断書を上長に出せば、休職にしてもらえるでしょう。

(アサインしている顧客先のプロジェクトについては自社の営業が謝ることになるとは思いますが・・・・)   休職期間中は会社がキチンと保険組合に所属をしていれば「休職手当」というのが出るはずです。

その間に、メンタルの回復を図りつつ転職活動に専念することをおすすめします。  

給料が安い

システムエンジニアと一口に言っても、仕事の内容は多岐にわたります。デスマーチをしながら毎晩終電で帰っても手取りが20万円を切ることもあれば、下請けに命令するだけでかなりの高額の給料を貰っている人もいます。

もしあなたがお金の面で苦労をしているのであれば、仕事がキツイ場合の項と同様にすぐに転職をすることをオススメします。

正直、同じ会社に勤めているだけでは昇給は期待できません。 基本情報などベンダー資格などを取っても、上がる給料は月に2000円といったところでしょう。

ですが転職の場合は、50万円くらい給料がアップすることはザラでそれどころか100万円アップする例も少なくありません。 実際に先輩のエンジニアも家族を養うのに対して給料が少ないという理由で転職したら100万円以上年収がアップしていました。

現在IT業界は人手不足です。 多少お金を払ってでもエンジニアを囲みたい企業は数多く存在します。  

スキルが身に付かない

エンジニアは他の業種に違って、スキルや経験さえあれば、「学歴が足りなかったり」「年齢が若くても」大手企業に入れたり、PMなどそれなりのポジションにつくことが出来ます。

そのためエンジニアとして今後を考えるのであれば、スキルが身に付いたり職務経歴書に書ける仕事をしなければなりません。

ですが世の中のシステムエンジニアという仕事の中には結構な割合でITとは名ばかりな、下請け企業の管理だけをするタスクや、プロジェクトの進行だけをする仕事、客先に説明するためだけの資料作成のみしかない、エクセルしか使わない案件というのもザラにあります。

自分自身も最初に入った会社では、プログラミングやネットワークインフラなどの教育を受けたものの、実務ではエクセルで進行を報告したり、数時間おきにセキュリティをチェックするだけの名ばかり業務がたくさんありました。   正直エクセルをいくら極めたところでエンジニアのキャリアには繋がりません。

「コーディングが出来る」「サーバーの構築が出来る」など汎用的なスキルがないと潰しが利きません。   IT業界には「35歳定年説」という言葉があります。 ただ下請けの作業員として、SEとは名ばかりのアルバイトでもできそうな仕事ばかりをしていると、35歳になったときに年齢によりどの案件に入れないという事態になってしまいます。

単純に年齢が上がればエンジニアとしての単価が上がるので顧客が嫌がるし、「若者の方が飲み込みが早い」と考える人が大勢いるからです。

誰でも出来るような仕事を押し付けられていて成長を感じない場合も、転職あるいは資格習得を考えるべきでしょう。    

エンジニアを辞めた後どうする?

SEを辞めるべき理由をまとめました。 さてエンジアを辞めた後のキャリアはどうしたら良いのでしょう。  

若ければ他業界もあり

あなたが20代で、学生時代専門としてた学問がITに関係するものでない場合は他業種でも全然やっていけると思います。  

ただ若くないorIT系のスキル以外持ち合わせていないという場合は、他業種は難しいかもしれません。

実際自分もいくつか他業界を受けました。

  • 不動産
  • 金融業
  • 映像制作会社
  • 食品

学生時代は英語が得意で法学部であったことや接客業をやっていたことがあったため、書類や一次面接はそこそこ通るのですが、中々内定を貰えませんでした。

最終的に内定を頂いたのは映像制作会社のみでした。(しかも備品のメンテとかの部署のなので実質はエンジニアの経歴が役立ったという扱いです) 

年齢も若く、特技や仕事の経験があっても「完全に他業界に行くというのは難しい」と感じました。 

エンジニアの経歴を生かして転職するなら

まったく経験のない他業界を探すという選択肢も全然ありだと思います。(現に自分も一度は考えましたし・・・・) ですが、職務経験が重要とされる日本の社会では、中途をゼロから教えるのはものすごくコストの高いことだと考えられるため、敬遠されがちです。   そこで、無理なく転職をするのであれば、IT業界ではあるものの「Slerの下請けではない会社」「現場SEではない仕事」に就くのがオススメです。  

その1:社内SEに転職する

社内SEはシステムエンジニアの中でも、かなりホワイトであることが多いです。

社内SEの場合、顧客は社内ということになるため、クライアント向けの開発業務に比べて要求度は低くう、小さい規模の開発であることが多いです。

また社内SEの場合、自分で開発しないケースも多く、社員で要件をまとめたら開発業務自体は他所の会社に外注することもできます。

ストレスが掛かる顧客対応を行ったり、社内での厳しい設計書レビューを行う必要もありませんし、深夜に作業を行ったり、障害コールによって休日に振り回されることもありません。

しかも、社内SEの勤務先は非IT企業になるため、ITやパソコンに強くない会社だとたちまち人気者になれる可能性もあります。

その2:WEB系エンジニアに就職する

インターネットサービスの開発を行うWEBエンジニア。近年エンジニアの中でも憧れが多いポジション。

WEB系エンジニアの場合、SIer(常駐)エンジニアに比べて高いスキルを求められますが、開発の考え方や手法が新しい場合が多く、効率的な業務環境であることからマネジメントやコーディングのストレスがなく働きやすいです。

物づくりをしているという実感が得られやすいですし、開発手法も新しいものに触れることができます。(アジャイル開発や最新言語など)

何より、自社のサービス開発を行うため、客先常駐のような滅茶苦茶な労働環境になる可能性も低いです。

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その3:異業種に転職する

過酷な思いをしたのであれば「もうSEを続けるのは嫌だ!」と思い異業種に転職を考える人も多いかと思います。

実際私も、IT企業からIT企業へ転職しましたが、営業やマーケティングなどプログラミング以外の仕事をしました。

また、私の知り合いの場合は、システムエンジニアから「経理」や「事務」などの仕事へ転職した人もいます。

経理の場合は、正社員として働くには実務経験が必要なことが多いため、最初は派遣社員としてスキルを磨きつつという場合が多いです。

事務の場合は、パソコン(エクセル)が使えるとそれだけで重宝されるケースが多いため、経理よりも楽に仕事が見つかります。

自分が異業種でもやっていけるのかどうか気になるのであれば、満足度No.1で様々な業界へのパイプがあるdodaのカウンセラーに一度相談してみましょう!

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その4:派遣エンジニアとして働く

正社員としての就職ではないですが、派遣エンジニアというのも選択肢としてアリだと思っています。

実際私も、独立前は「貯金はなく、かつ独立準備で長時間残業ができない」というときに派遣エンジニアもやっていました。

独立準備期間中というケースだけでなく、「これから何がしたいか分からないけどとりあえずお金は必要なので働く意思がある」という人も派遣エンジニアとして働くのはどうでしょう。

「仕事が嫌すぎて明日にでも辞めたい」という人はスパッと辞めて、しばらくの間派遣エンジニアとしてお金を稼ぎながらキャリアを積み、余暇の時間で資格勉強や技術習得に励みましょう。

IT業界自体嫌だというのであれば、その間に経理資格や英語の勉強、行政書士の勉強、など次に働きたい業界の勉強をしても良いでしょう。

派遣エンジニアとしての働くのであれば、転職のdodaが運営している「パーソナルテクノロジースタッフ」という紹介会社が業界でもかなり強いので、一度相談を受けると良いでしょう。

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